Fitbit Zipはなかなかイイぞ!

Fitbit Zipとは

Fitbit Zip

今まで使っていた歩数計を洗濯機で洗って壊してしまったので、2週間前に前から気になっていたFitbit Zipをビックカメラで買いました。

Fitbitではさらに高機能(例えば階段で登った段数がわかる、睡眠記録等)のFitbit Oneという製品があるのですが、Oneが充電式であるのに対しZipは水銀電池式で管理が楽なこと、追加機能は特に必要がないと思ったので、Zipにしました。

歩数計の場合、出かける際ズボンの左のポケットにクリップでとめてから外出し、帰ってきたら外すような使い方をしていました。ところが帰ってきてズボンをすぐに洗濯機に入れるような場合、うっかり外し忘れるとそのまま一緒に洗ってしまうことが多々ありました。(過去何台も壊してしまいました。)

つい最近まで使っていたオムロンの歩数計は防水機能がけっこうしっかりしていて、うっかり洗濯しても平気でしたが、ある日ついに水漏れで全く表示がされなくなってしまいました。

それから、オムロンのはいったん本体のボタンを長押しすることでデータ転送モードにしMacにUSB接続した専用読み取り機の上に置くことでデータ転送をしてくれたのですが、これが意外と面倒なので何日もデータを取り込まずに放置しているようなことがよくありました。

Fitbit Zipの良い所

今日でZipを使い始めてちょうど2週間ですが、今まで使ってきた歩数計とはかなり違った製品で非常に気に入っています。

気軽に付けられる

まず、「これから身につけるぞ!」という意識を持たなくてもよい気軽さです。最初はいろいろ試行錯誤しましたがトランクス(パンツ)のゴムの部分にクリップで固定するようにしています。重さ約16g、大きさは長さ約5cm×幅約3cm×厚さ約2cm弱くらいですのでつけているのを忘れてしまうほどです。

毎晩風呂に入る際にトランクスから外し、新しいトランクスに履き替えたらゴムの部分にはさみます。裏側のクリップ部分はゴムでコーティングされているのですが、液晶面を外側にするとクリップが肌に接するようになり上から圧迫されると少し痛いのです。なので液晶面を内側にして(クリップを外側に)装着するようにしています。液晶面はやや丸みを帯びているのでそれほど痛くありません。

生活防水機能なので、運動して汗をかいたくらいでは全く問題はありません。

寝るときもこのままなので、ほぼ24時間装着していることになります。以前は朝急いでいて歩数計を持って出るのを忘れると1日損した気分になったものですが、Fitbit Zipにしてからはそういうことがなくなったのでそれだけでもとても得した気になっています。

同期が楽

歩数計はデータを後で振り返えられることに意義があります。簡単な歩数計の場合、PC等にデータを転送する機能がないのでメモリ機能で過去の歩数を確認するしかありませんが、メモリ容量も限りがあるので古いデータからどんどん消えていってしまいます。

PC等にデータを転送する歩数計では、データを転送した後に歩数計自身の保存データが削除されるので、データで溢れてしまうようなことはないのですが、同期自体は手動で行うものがほとんどですので、それを忘れると意味がありません。

Fitbitの場合、iPhoneに専用アプリをインストールしてあれば、Bluetoothでほぼリアルタイムにデータを同期してくれます。バックグラウンドで常に同期するのではなく、液晶面を爪で軽く弾くような操作をすると同期が始まります。歩数系本体の液晶画面を見なくてもiPhoneアプリで今までの歩数を簡単に確認できますのでとても便利です。

アプリ画面

Mac(PC)のUSBポートにハードウェアキーと呼ばれる小さい部品を挿しておけば、Mac(PC)への同期も簡単です。(Wifi経由)

レポートが充実

iPhoneアプリやクラウドサービスのFitbitダッシュボード画面で1日単位の実績を確認してもよいのですが、毎週以下のようなレポートがメールで送られてきます。今週のアクティビティ

英語圏や中国語圏では、カロリー入力のためのクラウド上の食事データが充実しているので食事記録は比較的楽につけられるのですが、日本語ではデータベースがまだ準備されていないようで食事記録を手動で入力することになります。(私は食事記録は特に入力していません。)

それから、ある目標をクリアするとバッジをもらえる仕組みになっていてモチベーションを保つ工夫がしてあります。

おわりに

気軽さとサービスの充実でこの2週間は意識して歩くようにしています。外出しないで1万歩に到底届きそうにないような日には、マンションのフィットネスルームで走ることにしています。6〜7000歩は軽く稼ぐことができるので、運動する意識と機会は確実に増えていてモチベーションが上手に維持されているような感じです。