OracleマニュアルはEvernoteに取り込んで使おう

HTMLだったら何でも取り込める

またしても、Evernoteネタです。

それぐらいEvernoteは仕事の必需品です。

以前、iPadでOracleマニュアルを持ち出す という記事を書いたことがあります。Oracleマニュアルは私にとって商売道具であり愛読書でもあります。

今では紙でのOracleマニュアルを見ることはなくなりましたが、PDF、HTML、最近ではePub形式のマニュアルを無料で入手できるということは、紙マニュアルの時代を知るものとして隔世の感があります。

いろいろなフォーマットの中で知りたい場所がある程度わかっているものはやはりHTML形式に軍配が上がるのではないかと思いますが、Evernote はHTMLとの相性が抜群です。

Evernote Web Clipper

私は主にGoogle Chromeをメインのブラウザとして使っているのですが、ChromeにしろFierfoxにしろ「Evernote Web Clipper」という拡張機能(エクステンション)が提供されています。(インストール方法に関してはリンク先を参照して下さい。)

Evernote Web Clipper

Evernote Web Clipperをインストールするとブラウザに象のアイコンが表示されます。

拡張機能

クリップの仕方

クリップの実際

 

私はマニュアルのクリップを以下の要領で行っています。

  1. 取り込みたいマニュアルを表示させます。この場合ローカルディスクに保存したHTMLファイルではなくOTNサイトのマニュアルをインターネット経由で表示させます。(例は、Oracle Databaseリファレンス 11gR2 の V$SEGSTAT_NAMEの箇所です。)
  2. 取り込みたい箇所をドラッグして選択状態にします。
  3. Evernote Web Clipperのアイコンをクリックすると、上の写真のように「選択範囲」にマークがついた状態でダイアログが開きます。そのまま緑の「保存」ボタンをクリックするとEvernoteの新しいノートが作成されます。ノートのタイトルはTitleタグに記述されたものが自動的に指定されます。保存先はデフォルトノートブックですが、このタイミングで任意のノートブックを指定することも可能です。
  4. 作成されたノートは下の写真のようになります。保存先ノートブックを変更したり、必要なタグ付けをします。例では「Oracle:リファレンス」と「V$ビュー」というタグを付けています。
  5. マニュアルの記述だけではわかりにくい場合は、実際のSQL文を実行した結果を貼り付けたり、字の色を変えたりして自分だけの情報としてまとめます。

ノート

Evernoteにまとめておくと(Evernote Web Clipperがインストールしてあれば)、普通にGoogle検索をすると右側に自分のEvernote内の検索結果も同時に表示してくれます。まさに「自分だけのGoogle」です!

膨大なマニュアルの中から必要な部分を抜き出し、自分だけのコメントを付けて保存しておくと、記憶が定着するのに非常に有効です。

必要な情報をサッと取り出せる、こういうインフラを日頃から整えておけば仕事にきっと役立ちます。お試し下さい!

Google検索