# 名前 説明 補足
1 physical read total IO requests 1,156,558 インスタンス・アクティビティ(アプリケーション、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)のために1つ以上のデータベース・ブロックを読み取る読取り要求の数。この値とphysical read total multi block requestsとの差を求めることによって、単一ブロック読取り要求の合計数がわかる。  
2 physical read IO requests 1,116,313 1つの要求で1つ以上のデータベース・ブロックを読み取るアプリケーション・アクティビティ(主にバッファ・キャッシュおよびダイレクト・ロード操作)の読取り要求の数。これは、physical read total IO requests統計のサブセットである。 AWRレポートの"Segments by Physical Read Requests"における"Total Physical Read Requests"とはこの値を示す。
3 physical read IO requests except application* 40,245 1つの要求で1つ以上のデータベース・ブロックを読み取るバックアップ、リカバリおよびその他のユーティリティの読取り要求の数 #3 = #1 - #2
4 physical read total multi block requests 499,729 インスタンス・アクティビティ(アプリケーション、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)のために1つの要求で2つ以上のデータベース・ブロックを読み取るOracleインスタンス読取り要求の合計数。  
5 physical read total single block requests* 656,829 1つの要求で1つのデータベース・ブロックを読み取る単一ブロック読取り要求数 #5 = #1 - #4
6 physical read total bytes 458,136,413,696 すべてのデータベース・インスタンス・アクティビティ(アプリケーション読取り、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)によるディスク読取りの合計サイズ(バイト)。この値とphysical read bytesとの差を求めることによって、アプリケーション以外のワークロードによる合計読取りサイズ(バイト)がわかる。  
7 physical read bytes 438,908,289,024 アプリケーション・アクティビティのみ(他のインスタンス・アクティビティは含まれない)によるディスク読取りの合計サイズ(バイト)。  
8 physical read bytes except application* 19,228,124,672 アプリケーション以外のワークロードによる合計読取りサイズ(バイト) #8 = #6 - #7
9 physical reads 26,788,836 ディスクから読み込まれたデータ・ブロックの合計数。この統計にはプロセス・プライベート・バッファへの読取りも含まれるため、physical reads directとphysical reads cacheの合計値よりも大きくなることがある。 #7をブロックサイズで割った値。即ちアプリケーションのみによって読み込まれたブロック数。例ではBlock Szie=16KB
AWRレポートの"Segments by Physical Reads"における"Total Physical Reads"とはこの値を示す。
10 physical reads cache 18,879,655 ディスクからバッファ・キャッシュに読み取られたデータ・ブロックの合計数。これは、physical reads統計のサブセットである。  
11 physical reads direct 7,909,181 バッファ・キャッシュをバイパスしてディスクから直接読み込んだ読取りの数。たとえば、高帯域幅での集中的なデータ操作(パラレル実行など)では、ディスク・ブロックを読み取るとき、バッファ・キャッシュがバイパスされる。これによって、転送率が最大化され、バッファ・キャッシュ内に存在する共有データ・ブロックの早期エージングが防止される。 例では#9 = #10 + #11となった。
12 physical reads direct (lob) 36,391 LOBについて直接読み取られたバッファの数  
13 physical reads direct temporary tablespace 583,798 一時表領域から直接読み取られたバッファの数  
14 physical reads prefetch warmup 2,198 バッファ・キャッシュの自動プリウォーム中にディスクから読み取られたデータ・ブロックの数。  
15 physical reads cache prefetch 18,066,743 事前にフェッチされた連続および不連続ブロックの数。  
16 physical read flash cache hits   ディスクのかわりにフラッシュ・キャッシュから読取りを行った合計数  
17 physical read requests optimized   データベース・スマート・フラッシュ・キャッシュまたはExadataスマート・フラッシュ・キャッシュから1つ以上のデータベース・ブロックを読み取った読取り要求の数。  
18 physical reads for flashback new   フラッシュバック・データベースが使用可能なときに、ブロックを新しくする(完全に新規の変更用にデータ・ブロックを準備する)ために読み取られたブロックの数  
19 physical write total IO requests 659,056 インスタンス・アクティビティ(アプリケーション・アクティビティ、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)により1つ以上のデータベース・ブロックを書き込んだ書込み要求の数。この値とphysical write total multi block requestsとの差を求めることによって、単一ブロック書込み要求の数がわかる。  
20 physical write IO requests (with application*) 540,937 1つの要求で1つ以上のデータベース・ブロックを書き込んだアプリケーション・アクティビティ(主にバッファ・キャッシュおよびダイレクト・ロード操作)の書込み要求の数。 AWRレポートの"Segments by Physical Write Requests"における"Total Physical Write Requests"とはこの値を示す。
21 physical write IO requests except application* 118,119 1つの要求で1つ以上のデータベース・ブロックを書き込むバックアップ、リカバリおよびその他のユーティリティの書込み要求の数。 #21 = #19 - #20
22 physical write total multi block requests 196,111 インスタンス・アクティビティ(アプリケーション・アクティビティ、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)のために1つの要求で2つ以上のデータベース・ブロックをディスクに書き込んだOracleインスタンス書込み要求の合計数。#19のサブセット  
23 physical write total single block requests* 462,945 1つの要求で1つのデータベース・ブロックを書き出す単一ブロック書込み要求数  #23 = #19 - #22
24 physical write total bytes 95,464,403,456 データベース・インスタンス(アプリケーション・アクティビティ、バックアップとリカバリおよびその他のユーティリティを含む)によるディスク書込みの合計サイズ(バイト)。この値とphysical write bytesとの差を求めることによって、アプリケーション以外のワークロードによる合計書込みサイズ(バイト)がわかる。  
25 physical write bytes (with application*) 32,184,582,144 データベース・アプリケーション・アクティビティ(他のインスタンス・アクティビティは含まれない)によるディスク書込みの合計サイズ(バイト)。  
26 physical write bytes except application* 63,279,821,312 アプリケーション以外のワークロードによる合計書込みサイズ(バイト)  #26 = #24 - #25
27 physical writes 1,964,391 ディスクから書き込まれたデータ・ブロックの合計数。この統計値は、physical writes directとphysical writes from cacheの合計値と等しくなる。 #27 = #28 + #29
28 physical writes from cache 1,380,201 バッファ・キャッシュからディスクに書き込まれたデータ・ブロックの合計数。これは、physical writes統計のサブセットである。  
29 physical writes direct 584,190 バッファ・キャッシュを(ダイレクト・ロード操作で)バイパスしてディスクへ直接書き込んだ書込みの数 AWRレポートの"Segments by Direct Physical Writes"における"Total Direct Physical Writes"とはこの値を示す。
30 physical writes direct (lob) 1,261 LOBについて直接書き込まれたバッファの数  
31 physical writes direct temporary tablespace 582,481 一時表領域について直接書き込まれたバッファの数  
32 physical writes non checkpoint 1,888,627 チェックポイントの発生以外の理由によるバッファへの書込み回数。FAST_START_IO_TARGETパラメータの設定によって発生するI/Oオーバーヘッドを判断するためのメトリックとして使用され、リカバリI/Oを制限する。(FAST_START_IO_TARGETは、非推奨のパラメータであることに注意。)この統計は、チェックポイントが発生しなかった書込み数を示す。physical writesの値からこの値を引くと、チェックポイントの追加I/Oの数が算出される。  
33 physical writes with checkpoint* 75,764 チェックポイントの発生によるバッファへの書き込み回数。 #33 = #27 - #32
34 physical reads retry corrupt   詳細不明