金曜夜の楽しみ
ネットでサイクリング用のルートを作成するサイト「ルートラボ」を見つけてから、毎週金曜日の夜は週末のコースを作成するのが楽しみです。このサイトについてはいつか紹介するとして、先週箱根湯本まで往復約85kmを走ったので今度は初の100km超えを狙って三浦半島一周を企画してみました。
以前自宅のある藤沢から三浦半島の南端にある城ヶ島公園まで往復しましたが、今回は城ヶ島には渡らず三崎港から三浦半島をぐるっと回り、三浦海岸、久里浜、横須賀、逗子を通って鎌倉から藤沢に戻ってくるコースで、地図上の距離は104.1km。なかなかいい感じです。
朝6:25に出発
前回城ヶ島公園に行ったのは真夏だったので朝4時に起きて4時半過ぎにスタートしましたが、今回はだいぶ涼しくなってきたので6:25に出発しました。
藤沢駅から江ノ島へ出る道を一気に南下し、その後はひたすら海岸に沿って国道134号線をひた走ります。
葉山御用邸の前を通り陸上自衛隊武山駐屯地まではそれほど高低差がありませんが、京浜急行三崎口駅の少し先まで登りが続きます。このコースではこのあたりが最も標高が高くて約80mです。
最高点を過ぎると後は三崎港まで一気に下っていきます。
三崎港はかなりのどかだ
三崎港は入り江がいくつかあって、写真はその中の一つです。三浦半島の周りはこんな感じの道が多くてのんびり走るのはとても気持ちがよいです。
三浦半島南端は海抜30mくらいの台地になっていて、城ヶ島大橋の真下を直交する21%の急坂を通って台地の上まで一気に登ります。正直ここが一番しんどかったです。
台地の上には2基の風力発電用風車が回っていたり、スイカの収穫が終わってこれからダイコンの種まきをする畑が広がっていたり、のどかな風景が広がります。
台地の上にコンビニ(ヤマザキショップ フジトモ商店)があったのですが、急坂で体力を消耗したので(手作りっぽい)シュークリームとコーラで休憩です。(汗拭き用のタオルを忘れたのでタオルハンカチも買いました。)
東京湾側はかなり単調
三浦半島は先端の標高が高くなっているちょっと変わった半島ですが、三浦海岸から久里浜までは海岸沿いの単調な道が続きます。北寄りの風が強く吹いていたので、ちょうど向かい風となりそれも大変な一因だったのかもしれません。
今回はなるべく海岸に沿って周ろうと思ったので、久里浜から横須賀へ直行せずに、浦賀〜観音崎〜走水海岸(防衛大学校の下あたり)を通りました。ここまでで約70kmです。
走水から先横須賀市街までの馬堀海岸は道路がまっすぐで道も広く、外国の海岸のような趣です。横須賀というと海上自衛隊と米海軍の基地が海岸を占めているという意識がありましたが、馬堀海岸はかなり長く感じました。
三笠公園も横須賀軍港も今回はパス
せっかく横須賀に寄ったのだから艦を見ないととも思いましたが、初の100km超えという大きな目的があるので、今回はパスしました。京急田浦駅の手前を左折し、県道24号線を逗子方面に向かって登っていきます。
最近読んだ本で、「80kmを過ぎると足に来る」という一節があったのですが、まさにその通りです。長い坂の頂上付近にあるコンビニに寄って冷たいジュースとかき氷で体温を下げました。
逗子から江ノ島まで一気に!
三浦半島の分水嶺を超えて西側に戻ってくるとだいぶ気が楽になります。
逗子駅付近はなかなか良さそうな店がいろいろあるようでかなり賑わっていました。逗子から鎌倉へ抜けると見慣れた道に出ました。
材木座海岸から稲村ガ崎〜江ノ島を通り、鵠沼海岸から北上して家に帰りました。
「Runtastic Road Bike PRO GPS サイクルコンピュータ」は未だに誤差があるようで、走行距離は108.57kmとなりましたが、事前に測ったコース長から考えても今回は間違いなく100km超えを達成できました。
確かに80kmと100kmとの間には大きな違いがあるように感じましたが、ロードバイクを始めて3ヶ月で何とか大台にたどり着けたのは自分にとっても大きな自信になりました。