ケイデンス・センサーを付けてみた
最近、iPhoneが高機能サイクルコンピュータになるアプリ「Runtastic Road Bike PRO GPS サイクルコンピュータ」を使い始めましたが、iPhone単体だとGPS信号でのみ速度・走行距離の計測をするため、正確な値が得られていないような気がしたため「TOPEAK(トピーク) パノバイク ブルートゥース スマート スピード & ケイデンス センサー」というケイデンス(1分間あたりのクランクの回転数・単位はrpm)と車速がわかるセンサーを愛車に付けてみました。
テストを兼ねて箱根湯本駅まで往復
ケイデンスセンサーのテストを兼ねて、短い夏休みの最終日、自宅のある藤沢から箱根湯本駅まで往復(83km弱)してみました。
小田原まで国道1号線をひた走る間は比較的平坦な道のりですが、小田原城を過ぎて箱根登山鉄道のガードをくぐったあたりから箱根湯本駅までずっと上り坂が続きます。(海抜約100m)
復路は途中まで往路と同じですが、大磯から国道134号線を海沿いに走るコースです。
涼しいと楽
今日は一応8月最終日ですが、猛暑だった頃が嘘のような涼しさです。昨日はずっと雨がふっていたので路面が若干濡れていてペイント上でスリップをしないように気をつけて走りましたが、涼しいとやはり走るのは楽です。
ただし、湿度は高目なので途中の給水はまめに行いました。
ケイデンス80rpm以上をキープ
今までは力まかせに重いギアでこいでいましたが、今日はせっかくケイデンス・センサーを付けたので、ケイデンス80rpm以上をキープするように注力してみました。
単調な道が続いてだんだんケイデンスが落ちてくると、これまでだったらギアを変えずにそのまま我慢していましたが、今日は躊躇なく1段軽くして80rpm以上をキープするようにしてみました。
ケイデンスが落ちてくるのは、上り坂なのか、向かい風なのか、それとも体力が落ちているからなのか、重いギアでガシガシ走っているとよくわからないのですが、80rpmを意識しているとそれがよくわかるような気がします。
ケイデンスをキープするということはタイヤから路面に伝わる力が変わらないということなので上り坂でもスピードがそれほど落ちません。
箱根湯本駅に到着
箱根湯本駅に至る道はだんだん急になって途中ギアを一番軽くする箇所もありましたが、ケイデンスに注意したおかげで初めてにしてはそれほど力を使い切る感もなく目的地に到着できました。
上の写真は坂を登りきって左端の箱根湯本駅までラストスパートしているところですが、左上のケイデンスは82rpmありますしスピードもそこそこ出ています。
今日まで夏休みですが、箱根山の警戒レベルが上がっていることと、平日であること、それよりもまだ9時前なので人通りは少なかったです。
箱根山は遠い
写真は昨日までの雨で普段より水量の多い早川ですが、この山を越えたところに芦ノ湖があります。箱根駅伝の5区を走る選手はここ箱根湯本から山道を一気に登っていきます。
私もいつかは箱根ヒルクライムに挑戦したいと思いますが、相当減量しないと。。。
スピードが速すぎる?
箱根湯本駅まで事前に測ったところ42km弱のはずだったのですが、Runtastic Road Bike PROが示す距離は49km弱とかなりの誤差があります。途中のスピードも「こんなに速くていいのかな?」というくらいの表示です。
実はケイデンス・センサーを取り付けた後にアプリ内でタイヤの外周をセットするようになっているのですが、その値を間違って多めに設定してしまったようです。感じとしては2割くらい速くなっているようです。
走行距離も速度を積算しているようなので、実際より多めに出てしまっています。
もう一度外周を正確に測り直して設定する必要がありそうです。
初の100km超え?
帰りは国道134号線沿いに海を見ながら帰りました。アプリ上は走行距離104km以上と初の100km超えを達成したように見えますが、前述のように2割くらい多めに算出されていますので、リアルな100km超えはまた次の機会に挑戦します。
それでも、全走行時間のうちケイデンス80-94rpmの時間が45%、平均ケイデンスが78rpmだったので、初めてにしてはまずまずでした。