初秋の宮ヶ瀬ダムは涼しかった

初めてのヒルクライム

6月にロードバイクを始めてから標高100mを超える山は意識して避けてきたのですが、いつまでも子供みたいなことも言ってられないので、ちょっと高いところを目指してみることにしました。

いきなり標高700mを超えるサイクリストのトレーニングコースとして有名なヤビツ峠も考えたのですが、私のようなビギナーはいい笑いものになるという恐れから手始めとして宮ヶ瀬ダムを目指してみることにしました。

宮ヶ瀬周回_番号付

真夏の格好では寒い!

昨日の雨が上がって、天気予報では昼から日が射すとのこと。天候は問題ないだろうと朝6時45分に出発したのですが、平地でも霧の中を走っているみたいで霧雨を感じます。昼から暑くなりそうだということで上は半袖ジャージ、下はレーパンという真夏の格好で走り始めましたが、涼しいというよりむしろ寒いです。

霧雨がなかなか止まず気のせいか少し雨粒が大きくなってきたように思え、途中で雨宿りをしたくらいです。念のためお天気サイトで雨雲の状況を確認しましたが全くエコーはありません。

路面が少しでも濡れていると滑りやすいですし、ロードバイクは泥よけがないので舞い上がった砂や埃でジャージや車体が汚れてしまいます。

厚木を過ぎて山の方に向かってしばらく走ったところで、トイレ休憩で寄ったコンビニであまりにも寒いので思わずおでんを買ってしまいました。(地図の①)

 

愛川町はキンモクセイが多い?

今回のコースは中津川に沿って宮ヶ瀬まで登っていきますが、ずっと愛甲郡愛川町を通っていきます。

今日は車も少なく穏やかな中ペダルを漕いでいたのですが、時期なのかとてもキンモクセイの香りが漂っています。

途中写真のような巨大なキンモクセイの木を見かけました。(地図の②)道路の反対側からも強烈に香りがします。

キンモクセイの木をやたらに見かけたので、この辺はキンモクセイが有名なのかと思いましたが特に町の花とかではないようです。

車で通っていたらこんな経験もできないでしょう。

激坂始まる

キンモクセイまでは比較的緩やかな登りだったのですが、距離と時間からそろそろ急坂が始まるだろうと覚悟していたところ、その時はいきなりやってきました!

激坂始まる

こんな感じの急坂が延々と続く感じです。この後右前方に登っていきます。なぜか不動産売り出し中の赤いコーンが目立ちます。こんな山奥のどんな物件だろうかとか、しかも「良心不動産!?」(すごいネーミング)とか思わず脱力して自転車を降りてしまいましたが、ここはまだ序の口で初心者には手強い坂が続きます。ギアを一番軽くしても時速10kmも出ない坂は初めてです。

服部牧場で暫しの休憩

宮ヶ瀬ダムの下には県立あいかわ公園というのがあるのですがさらに急坂を登っていくと「服部牧場」という牧場に出ます。

ここにはソフトクリームやジェラートなどが食べられる「アイスクリーム工房カサリンガ」という店があります。着いた時は9時半頃だったのですが、開店は10時からとのこと。せっかく来たのだからと開店まで待つことにしました。

中学生サイクリストの一団も来ていました。最近の中学生はビンディング・ペダルとか普通に使っていてけっこう生意気です(笑)。

券売機でシングルジェラート380円の券を買って、25種類の中から好きなフレーバーを選びます。私は一番人気の「リッチミルク」にしてみました。大汗をかいたのと身体もいい感じで温まっているのでひときわ美味しく食べられました。自転車漕いでも来る価値があるジェラートです。

宮ヶ瀬ダム到着

服部牧場を出て、さらに激坂を登ると宮ヶ瀬ダムに出ます。

宮ヶ瀬ダムの高さは156mで上から見ると目がくらみそうです。この手前に「自転車進入禁止」の看板がありましたが、ダムの向こう側に渡らなければ帰ることができないので、自転車は降りて通ります。

曇っていたのであいにく遠くまで見えませんでしたが、紅葉の頃の晴れている日にまた来たいと思いました。

宮ヶ瀬湖畔からダウンヒル

宮ヶ瀬湖畔をしばらく走りますが景色が素晴らしいです。晴れていればもっとよかったのですが。

そして土山峠から一気にダウンヒルを下ります。標高300mからスピードの出し過ぎに気をつけながら爽快に山を降りて行きます。

厚木、海老名まで1時間もかからないくらいで戻ってくることができました。

家に着いたのが13:00だったのでちょうどいい運動になりました。